せどり転売における経営思考という話をお伝えします。
僕でいうとせどりを始めたのが2007年頃。20歳の頃です。
経営のけの字もわからない状況でしたが、最初の商品からやっていたことがあります。
商品ごとの値段管理です。
当然といえば当然ですが一番大事なことなので、
これからせどり転売を始める方は管理面について意識してください。
せどり転売の商品管理
せどり転売をやるにあたって、仕入れた商品のデータをしっかりつけることが大事です。
商品管理シートはスプレッドシートが最も扱いやすいかと思います。
項目は正解はないので自身がわかりやすい方法で管理していきましょう。
以下は僕が使っているシートのスクショですが、
購入金額から回転率まで、在庫が残らないように目視できるのと、一目で仕入れ値と売れた金額がわかるようにしています。
うちの管理シートでは仕入れデータを引用して
・購入日別
・売却日別
・購入月別
・売却月別
と商品データが反映されるようにしていますので、成績が一目でわかるようになっています。
外注さんの管理なども簡単にできます。
以下古いデータですが実際のシートになります。
購入月別シート
↓
1日1万円以上の利益が出た時の色分けをすることで、売り上げを増やすようなマインドの引き寄せを行なっています。
在庫割合が0%になるようにすることが目標値としても大事です。
売却月別シート
↓
購入月別シート
↓
その月に購入した商品の成績です。在庫が0%になればその月仕入れた商品の利益がわかります。
売却月別シート
↓
その月に売れた商品についてなので、月商がわかります。
仕入れ金額より売れた金額が下回れば赤字になります。
以上専門的に言うと間違いはあるかもしれませんが、自分と外注さんが現状を知れるようにシートを作っています。
先月と比べてどうだったのか、購入月別と売却日でどういった結果が出ているのか、など指針が明確になります。
せどり転売でキャッシュアウトしない経営
せどり転売でキャッシュアウトしてしまう理由としては、商品が売れないという理由が一番大きいでしょう。
売れないので大きな赤字金額で販売してしまうと言う負の連鎖が起きてしまいます。
まずは自分が仕入れた商品と在庫にある商品をしっかりシートを使って理解できていることが重要です。
セラセンや価格改定ツールで理解している方はそれでも大丈夫ですが、
特に始めたての方や、資金が少ない方は売れていない商品をしっかり目視でわかるように管理しておいたほうがいいです。
商品以外にも
・家賃、光熱費
・送料
・旅費交通費
・ツール、プラットフォームの費用
・ビジネス上の飲み会など、接待交際費、会議費
など
各種経費の管理も忘れないようにしてください。
固定費、変動費も毎月しっかり理解して計算に入れましょう。
固定費
「固定費あるいは固定費用(こていひよう、英: fixed cost)とは、資本設備を一定としたとき、生産量の変化に関わりなく生じる(一定の)費用をいう。」
変動費
「変動費用(へんどうひよう)または可変費用(かへんひよう、variable cost)とは、資本設備を一定としたとき、生産量とともに変化する費用をいう。」
wikipediaより
固定費はあらかじめ費用が確定しているので、計算に入れやすいです。
Amazon大口だったら4900円、プライスターだったら5280円など、経費管理はあらかじめその月の項目に入れておきます。
移動費や送料など毎月大体いくらかかるのか、おおよその平均から考えられるようになることで
毎月の経費が予測ができるのでキャッシュアウトしない経営に近づきます。
せどりは簡単にできますが、細かい経費をまとめると数万円とかかってきてしまいますので、
無駄なツールは解約する、など管理を怠らないようにしましょう。
ということで15年以上自身でせどりを行なってきた上でやってきたことを書きました。
キャッシュアウトしない経営を意識してください。
まとめ
商品管理、経費管理を怠らないということが経営のはじめの一歩です。
自身のシートを作成して管理しましょう。
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