今回はこれから投資を始める方にオススメなつみたてNISAとNISAについて説明していきます。
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投資を始めよう
投資は怖いという印象を持っている方もいると思いますが、
レバレッジの高いFXで破産した経験がある方は
せどり(転売)をやっている方には多くみられます。
FX、株などのハイリスクハイリターンの投資(投機など)は
増減が大きいため夢もありますが地獄もあるという特徴がありますが
これから紹介していくNISAなどの投資は資産をゆっくり長い年月をかけて増やしていくものです。
積立NISAで大事なのは複利のマジック。
あのアインシュタインも人生最大の発明は「複利」だというほどです。
複利のマジックを使えば、毎月たった3万円を20年貯金して720万円が貯まるところ
年に6%の利息で複利で回すだけでなんと1600万円にもなるのです。
約900万円も何もせずにお金が増えています。
今の時代、投資をしていないことは損をしていることと同義です。
NISAとつみたてNISAとは
そんな複利で投資できるオススメの一つ「つみたてNISA」。
NISAとつみたてNISAとは証券口座の一種の用なものですが、
一般の証券口座とは違い制限があります。
|
一般証券口座 | つみたてNISA | NISA |
運用期間 | 制限なし | 20年 | 5年 |
年間投資上限額 | 上限なし | 年間40万円まで | 年間120万円まで |
運用利益 | 課税(20%) | 非課税 | 非課税 |
買い方 | 自由 | 積み立て方式のみ | 自由 |
対象商品 | 制限なし | 金融庁が認めた商品のみ | つみたてNISAよりは幅広い商品 |
一般の証券口座では運用利益、つまり投資によって出た利益に税金がかかります。
それも20%、たとえば100万円儲けても20万円は
税金として持っていかれるということでかなり大きいです。
しかし「少額投資非課税制度」に対応している
「つみたてNISA」と「NISA」には一定額まで税金がかかりません。
つみたてNISA=投資金額年間40万円×20年で最大800万円まで、
NISA=投資金額年間120万円×5年で最大600万円まで非課税で投資できます。
投資信託のほとんどは不当に手数料が高かったりと
ぼったくりと言われる商品です。
NISAに関しては、そういったぼったくり商品を
金融庁が未然にはじいてくれているので安全性が高いです。
初心者にはつみたてNISAがオススメ
初心者にはNISAよりつみたてNISAオススメです。
両方やってみようと思う方もいるかもしれませんが、
NISAとつみたてNISAは併用できません。
NISAを始めるのにはマイナンバーとNISA専用口座が必要なので、
別の金融機関で作ろうとしてもできません。
つみたてNISAのオススメな点を説明していきます。
積み立て方式なので負担が少ない
NISAの年間120万までの上限に比べ、つみたてNISAは月3万円ほどと天井が低いです。
ですが月3万円の投資となると多くの方は現実的に手の届く金額かと思われます。
月3万円で年間36万円、余裕のある月は少し多めに投資するなどして
天井の40万円分投資することも可能です。
もちろん40万円分使い切らなくてはいけないわけではないので
月々1万円からでも始められます。
金融庁が安全だと判断したものの中から選べる
初心者の方には専門的な知識が必要な個別株ではなく投資信託、
つまり株のパック売りをお勧めしたいのですが投資信託の多くがぼったくり商品です。
会社の営業マンに勧められて大きな金額を投資してしまった
なんて方も多いと思いますが、ほとんどが無駄な投資だったのではないでしょうか。笑
初心者はそんなぼったくり商品を買って損をすることが多いです。
しかしつみたてNISAの商品は金融庁のお墨付きのものなので安心です。
いつでも売却できる
つみたてというと長期にわたって預けておく必要性があるように感じますが
つみたてNISAの場合はいつでも売却することができます。
もちろん税金もかからないので嬉しいですね^^
面倒なことは一切しなくていい
つみたてNISAは投資する頻度と金額を設定すればあとはもうやることはありません。
例えば月に1回、3万円と設定するとそこからは自動的に引き落とされていきます。
時間を取られることが無いので普段の生活に支障をきたしません。
つみたてNISAを始める
ここで本題ですが、、ポイントせどり(転売)を嗜む我々におなじみの
楽天証券を使って余ったポイントを投資するのも一つの手です。
ポイントは仕入れに使ったり現金化をしたり、という使い方が主流ですが、
積み立て投資で数年後に2倍、3倍とするやり方もあります。
NISAの口座を作るときに注意したいのは、
銀行窓口や証券会社、保険会社などの人を介した所を利用してはいけないということです。
人を介したところで作ってしまうと商品を購入の手数料を多く取られてしまいます。
そして初心者だと知ると余計なものを売りつけられることもあります。
なのでつみたてNISAは必ずネット証券会社で作りましょう。
オススメは楽天証券です。
ここなら代理店を通さずに金融商品が購入できるので、
手数料を抑えることができます。
何を買えばいいのか
投資信託を買おう
投資信託とは株のパック売りのことです。
どこか1社に絞って買う株は個別株と言います。
要するに個別株はバラ売り、投資信託はパック売りと考えてください。
個別株を買うにはその会社について詳しくなくてはいけませんし、
極端な話、その会社が倒産したら投資額は無くなってしまいます。
なので投資信託をお勧めします。
投資信託の中で何を買えばいいのか
何を買えばいいか,ずばり楽天・全米株式インデックス・ファンドです。
楽天・全米株式インデックス・ファンドはアメリカの有名企業の株をまとめたパックです。
純資産総額の17.2%を占める上位10銘柄とその比率を紹介していきます。
銘柄 | 比率 |
APPLE INC | 2.8% |
MICROSOFT CORP | 2.4% |
ALPHABET INC(Google) | 2.3% |
AMAZON.COM INC | 1.7% |
FACEBOOK INC | 1.5% |
BERKSHIRE HATHAWAY INC | 1.4% |
JOHNSON&JOHNSON | 1.4% |
JPMORGAN CHASE | 1.3% |
EXXON MOBIL CORP | 1.3% |
BANK OF AMERICA | 1.1% |
アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、フェイスブックと有名な企業ばかりです。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの投資先は米国株式市場で、
投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする3,638銘柄に投資することになります。
つまり大げさでも何でもなくアメリカに投資するようなものです。
アメリカは長期的に見ても右肩上がりですので投資する価値があると言えますし、
損をする可能性もかなり少ない。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
楽天・全米株式インデックス・ファンドは名前にもある通りインデックスファンドです。
インデックスファンドは指数(日経平均株価やTOPIXなど)
に連動して機械的に買っていく運用方法です。
指数に連動するインデックスファンドとは逆にアクティブファンドは
指数を上回ることを運用目標としています。
アクティブファンドではファンド運営者が市場を調べたりいろいろと
コストをかけて大きな利益を生み出すことを目標とする投資方法です。
集中投資のアクティブファンドは分散投資のインデックスファンドに比べて
リターンは大きいですがもちろんリスクも大きいです。
長い目で見るとリスクが小さく少しずつ資産が増えていくインデックスファンドの方が安心です。
まとめ
まとめですが、楽天証券でつみたてNISAを始め、楽天・全米株式インデックス・ファンドを買う。
老後のためにも今すぐつみたてNISAを始めましょう。
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